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訪問介護と居宅介護の違いについて

訪問介護と居宅介護支援はどちらも「在宅サービス」という意味で同じものになります。

しかし両者は大きく異なり、訪問介護が直接的に介護などサービスを提供するのに対し、居宅介護支援は訪問介護をはじめとしたサービスの調整役となり間接的に支援を行うものです。

例えば本人・家族がはじめに相談をするのは居宅介護支援事業所のケアマネジャーになります。

そこでケアマネジャーが入浴の介助が必要、買い物の支援が必要、と判断したところでケアプランを作成し、ケアプランに則った内容の仕事を訪問介護事業所へ依頼する、といった流れになります。

サービスが実施されている間は、ヘルパーはケアマネジャーと連携をし、状況の報告や支援内容についてなど必要な確認を行います。

ちなみに、障害福祉サービスとして提供されるホームヘルプサービスの名称が「居宅介護」となっています。

障害福祉サービスにおける「居宅介護」は介護保険でいうところの「訪問介護」になりますので、混同に注意が必要です。

訪問介護と居宅介護支援では立場が異なることがお分かり頂けたと思います。

直接介護等支援をするのが訪問介護、それらサービスのマネジメントをするのが居宅介護支援、という違いがあるといえます。